F1RCGP レースリポート


第7戦 F1RCGP2013 in Kagawa
RC SPEED PARK KAGAWA 2013年7月28日(日)


天気:晴れ時々曇り(屋外)、気温:32℃、湿度:62%、路面温度:35℃

 F1RCGP2013 Round8 in KAGAWAが、7月末の梅雨が終わり夏真っ盛りの中、香川県高松市香川町にあるRC SPEED PARK KAGAWAで開催 されました。
 RC SPEED PARK KAGAWAは、1995年夏オープンの本格派オンロードサーキットです。1999年にはJMRCA1/8エンジンレーシングカー全日本選 手権がこの地で開催されるなど、サーキットスペックは正に全日本級で、初心者から上級者まで幅広い層が楽しめる施設になっています。 コース全体はゼブラと芝生のゾーンで仕切られ、見た目も非常に美しく、高松空港からも近いことから、飛行機の離発着の時は上空から コースを一望できるので、皆さんも是非その機会があった時は気にして見て欲しいと思います。メインのオンロードサーキットの路面は、 やや粗いアスファルト舗装のハイグリップ路面、1周フルコースで全長275mの超ビッグサイズのコースになります。今回のF1RCGPのレイア ウトは電動カー専用レイアウトになり、コース全長は170mに短くなるとは言え、1/10スケール電動F-1ラジコンにはかなり大きいコースの 1つになります。また、メインサーキットの裏にはオフロードサーキットもあり、オン/オフ両方のラジコンカーを楽しめると言うのも大 きな特徴です。コースオーナーは秋山孝宏氏、そして、父であり名誉会長の秋山雪雄氏と一緒に、サーキットと隣接するサーキットショップ を運営しています。秋山氏の人柄もあって、多くの良きお客さんが常連さんとして通われており、サーキットの雰囲気はアットホームで非 常に過ごし易くなっています。是非、香川県にお越しの際は、RC SPEED PARK KAGAWAを訪れてみては如何でしょうか。
 レースウィークは学校の夏休みにも重なり、県内はもとより、県外の方まで多くのRCファンで賑わいました。レース当日の参加人数は、 F-1クラス:11名、F-1スケールクラス:7名、F-1グランプリクラス:11チーム13名、合計31名です。今シーズン初の屋外サーキットと言う 事で、広いコースで太陽の下で思いっきりラジコンをしたいと言う欲求をもったファンが多く駆け付けている様です。F-1クラスは地元勢を 中心に、徳島、愛知、北九州の選手達が参加。広いコースをスケール感たっぷりのゆったりとしたスピードで駆け抜け、F-1ラジコンを思い っきり楽しんでいる感じがひしひしと伝わってきました。F-1スケールクラスは、ポイントランキングトップランナーのベネトン中谷選手、 タイレルF-1の芳之内も参加、そして、シーズン初優勝も果たしたオートバックスティレルの重松選手が参戦し、ハイレベルなバトルが行わ れました。F-1グランプリクラスは、PAPER MOON黒田選手、HiroFactory Racing Family中谷選手、BIG+3 Racing川野選手、中津選手など強豪 揃いが犇く中、HRFジュニアの木下選手もF1RCGPシリーズ後半戦のポイント争い上位進出を狙うべく参戦。若いパワーでこのレースも波に乗れ るか注目です。また、地元のホビーセンターレーシングの石原賢士選手、新チームのRONY侍レーシングの芦田勝彦選手もこのラウンドからシリ ーズ参戦を果たし、グランプリシーズンを盛り上げてくれました。

プラクティスDay
 前日の練習走行日から天気は快晴。強い日差しと暑さの中で、朝からコースには続々と選手が集まります。香川と言う土地柄、うどんを 朝や昼に食べてくる選手も多く、グルメ観光を兼ねての参戦の選手も多い模様。サーキットを見てみると、四国勢を中心に、名古屋などの 地方遠征組みもコースインしており、各車続々とタイムを上げてきています。サーキットの所々に幾つかギャップがある為に、マシンのセ ットアップはサスペンションセッティングをやや柔らかくしている選手が多い様です。F-1クラスのメンバーでは、昨年度の香川GPクラス優 勝した、合田選手が好調です。そして、今大会紅一点となる、松尾玲奈選手も暑い中熱心に練習を重ね、徐々にトップ勢に迫るタイムを出 してきています。F-1スケールクラスは、愛媛から参加のタイレル芳之内選手が好タイムをマーク。芳之内選手はRC SPEED PARK KAGAWAに度 々通い、ドライ路面もウェット路面もやり込んでいるとの情報もあり、その情報通りかなり6輪タイレルのセットも決まっており、好タイム を連発して出しています。それを迎え撃つ格好で、ベネトン中谷選手もコンマ差でベストを刻んでいる模様。中谷選手は前のラウンドの中国 GPでも同クラスぶっちぎりの優勝を決めており、非常に勢いがあります。マシンはもちろんHRF10X。熟成された領域の同マシンは、スケール クラスのナロートレッドルールにもしっかり適合し、そつないマシン構成になっています。また、MARUSSIAの木下啓治選手、ティレル重松選 手なども、ギヤ比の調整やアンプのブースト量の調整など細かい部分に手を施し、徐々にラップを上げてきています。そして、地元SPKのフェ ラーリ石原賢士選手は地元ラインと言うべきギャップの無い安定したラインを走行させ、多くの選手のお手本となる注目のライン取りが印象 的な走行でした。F-1グランプリクラスは広いコースを最大限のブースとで走行するパワフルな展開の走行を各車見せています。このクラスで も好調をキープしているのが、Team いけと〜ん?の芳之内選手。練習量の成果もあって、マシンバランスもとても良く、特にインフィールド の複合コーナーが非常に速いです。2番手時計で続くのが、HRFジュニアの木下真実選手。プラクティス序盤は広いコースに若干戸惑いを見せ た走りでしたが、徐々にコース慣れしてきて、後半は芳之内選手のタイムに肉薄する程です。明日のレースでも勢いを増し、更に好タイムが 期待される所です。また、Team SORAの春日選手親子もZENのZFC-012を駆り、Aメインを確実にする様な素晴らしいラップで走行。同じく、ZFC -012を駆るBIG+3 Racingの川野選手も好調練習走行時間ギリギリまで熱心にセットアップを煮詰め、明日の本番に向けて準備を進めている様 です。タイムの方は、練習路面ではありますが参考タイムとしてF-1クラスは18秒〜19秒台、F-1スケールクラスは17秒フラット付近、F-1グラ ンプリクラスは16秒フラット付近のタイムを上位の選手は出している模様。ちなみにこの日の1番時計はTeam いけと〜ん?の芳之内選手、15 秒8でした。良く走っているマシンには、はやり理由があり、バンピーな路面に対するマシンセッティングとして、マスダンパーを装備してい ました。これにより路面によるマシンバウンドが相殺されて、マシンは路面に張り付く感じで走行が可能の様です。さすがエキスパートのセ ッティングは非常に参考になります。
 練習走行後は皆でスポンサーバナー貼りを終え、大会競技委員長の秋山氏、大会会長の北澤とでレースミーティング後、日没となりました。 明日の天気予報は午後から降水確率50%と言う事になっており、ややドライで通して行けるか気掛かりですが、皆の熱気で雨雲を吹き飛ばせる 様に盛り上がって行ければと思います。

大会当日
 大会当日は晴れ。やや雲の流れが速く、天候の急激な変化が危ぶまれますが、大会進行を巻き気味にして何とかドライのまま大会を終え れる様祈るばかりです。コースの方は朝の受付を終えた選手たちが早速練習走行を開始しています。昨夜のメンテナンス等でセッティング を変えてきた選手等もおり、昨日よりもマシンの動きが良い選手が何人かいました。先ずコースを快走しているのは、Team Tech F-1野尻 選手。弱アンダーを出しながらかなりマシンバランスは良い感じに見えます。続いて、RONY侍レーシングの芦田選手も走行。非常に安定し たライン取りでマシンをドライブしています。F-1クラスのマシンでは、昨年度の覇者、合田選手が快走を見せています。そして、木下政勝 選手のマクラーレンもベテランらしい安定した走行を重ねます。F-1スケールクラスでは、MARUSSIAの木下啓治選手が非常に慎重な走りで 走行。そして、グランプリクラスは昨日から好調のTeam いけと〜ん?芳之内選手が練習走行をキャンセル。何とタイヤの消費を抑えるための 作戦だそうです。一方、BIG+3 Racingの川野選手、中津選手が揃って走行。中津選手は久々のグランプリ参戦を果たし、久しぶりのAメイン 入賞を目指しての気合が感じられます。川野選手は大きいサーキットを非常に得意としているので、好タイムを朝から連発。15秒台に早くも 迫る感じで走行を重ねます。そして、満を持してか、PAPER MOONの黒田選手も走行を開始。しかし、マシンバランス確認なのか、フルパワー では走らず、流しての走行。これも何かの作戦なのでしょう。練習走行中は時折小雨がパラツキますが、コースコンディションが変わるまで は路面グリップが下がりません。何とかこのまま天気が持ってくれればと思うばかりです。
 その後、開会式、ドライバーズミーティング、ベストルッキングカー賞選出を終え、ドライ宣言にてF1RCGP Round7 in Kagawa SPKが開幕 しました。※当日はRCマガジンの方が取材に来て頂きました。次号に掲載されると思いますので、こちらもチェック忘れずに宜しくお願い します。

予選1ラウンド目
 いよいよ予選が開始されます。小雨はおさまり、路面は完全ドライです。空からは時折日差しが差し込む状態。
 F-1クラス予選1ラウンド目、4分間の周回レースで争われます。先ずは1ヒート目でイエロー・レッド・ホワイトカラーの合田選手が序盤か ら快走。ベスト18秒139で他車を圧倒し、唯一の14ラップを周回し、暫定ポールタイムを出します。タイムは14L4'17.909。このヒート単独2位は レッドカラーの川西選手、ベスト18秒668、13L4'05.252。そして3位争いはピンク・ホワイトカラーの松尾玲奈選手、レッド・ブラックカラーの 木下啓治選手との激しい争いの末、松尾選手が逃げ切り3位フィニッシュ。13L4'13.980で、総合でも5位のタイム。2ヒート目は、6輪タイレル の日比野選手が快走。セットも決まっており、ギャップでも跳ねないので非常にスムーズな走り。日比野選手のマシンは市販車を改造した6輪車。 ゴールタイムは13L4'00.928、ベスト18秒259で、総合2位のタイム。このヒート2位ゴールは終始安定した走行を見せた、レッド・ホワイト・ブ ルーカラーの服部選手、13L4'09.277、ベスト18秒750で総合4番手のタイムを叩き出しています。
 F-1スケールクラス予選1ラウンド目、15分間のタイムアタックで争われます。タイレル芳之内選手がスタート前にフロントタイヤが外れる アクシデントがありましたが、その後無事にスタートを切れています。アタック序盤からベネトン中谷選手、タイレル芳之内選手が16秒後半のタ イムを出し上位に名を連ねます。ベネトン中谷選手のマシンは見た目にもかなりパワフルで、序盤のベストラップを叩きますが、その後、芳之内 選手が16秒589を出し、暫定ポールタイムをマーク。ベネトン中谷選手は16秒799で2番手タイム。この2選手のみ16秒台で、3位は17秒489で、ウ ィリアムズ大崎選手。4番手のタイムはフェラーリの石原選手がジャンプアップして来ました。多くの選手が5分程でタイムアタックをやめる中、 石原選手は最後まで諦めない走りが印象的でした。
 F-1グランプリクラス予選1ラウンド目。1ヒート目ではホワイト・ピンク・パープルカラーのHRFジュニアの木下選手がバックストレート出口 で大きくクラッシュし、マシンがスタック。トップはTeam SORAの春日空選手で後続を引き離しに掛かりますが、ホームストレート入り口で大きく ミスをし後退。ここでトップに浮上したのがBIG+3 Racingの川野選手。マシンはZFC-012で、この予選ラウンドになってセットもかなり磨きが掛か ってきている模様。川野選手は15L4'10.074、ベスト16秒299で総合3番手のタイムをマーク。続く2ヒート目では、序盤HiroFactory Racing Family 中谷選手がトップ、しかし、中盤にはTeam いけと〜ん?の芳之内選手が16秒082を出しトップに浮上。この2選手はコンマ差でバトルを繰り広げ、 トップゴールはTeam いけと〜ん?の芳之内選手、15L4'08.219で、暫定ポールタイムをマーク。2位はHiro Factory Racing Family中谷選手、15L4' 09.603、ベスト16秒295で、総合でも2位フィニッシュです。グランプリクラス、15周には7位PAPER MOON Rの荒川選手、15L4'16.325まで突入。 Aメインを目指すには15周が条件と、かなりハイレベルなバトルになってきました。

予選2ラウンド目
 F-1クラス予選2ラウンド目。天候も安定してきて、各選手軒並みタイム更新するチャンスがある様です。1ヒート目では、イエロー・レッド・ ホワイトカラーの合田選手がまたしても素晴らしい走りを披露。後半に掛けてアグレッシブな走りに変わり、更にペースアップし、14L4'18.051、 ベスト18秒177。自己ベストには及ばないものの、暫定ポールポジションを守ります。このヒート2番手争いは、ピンク・ホワイトカラーの松尾 玲奈選手、レッドカラーの川西選手が大バトルの末、松尾選手が2位ゴール。13L4'04.432、ベスト18秒511で総合3位にジャンプアップ。続く2 ヒート目では、タイレル日比野選手がまたトップを走行。タイヤ直径が小さくなり、やや先ほどのラウンドに比べマシンが跳ねるものの、上手く ドライビングして、13L4'01.350、ベスト18秒217でトップゴール。このラウンドではユーズドタイヤを使い、タイヤ直径が小さくなった選手、新 品タイヤを投入した選手とで差が付き、ギリギリの所でタイム更新ができない選手が何人か居た様です。
 F-1スケールクラス予選2ラウンド目。天候は少し雲が陰って来る中で行われるこのラウンドは、MARUSSIA木下選手、タイレル磯辺選手、フェラ ーリ石原選手、ティレル重松選手の4選手のみの走行。トップタイムをマークしたのは、タイレル磯辺選手。アグレッシブな走りで走行を重ね、 18秒033で総合4番手にジャンプアップ。MARUSSIA木下選手も18秒108にタイムを上げ、総合5番手に浮上。アタック時間中盤では、フェラーリ石原 選手がインフィールドでハイサイド転倒のアクシデントでフロントノーズ破損も、懸命なアタックを続行。レース後半には小雨がパラツキ。各選手 タイムアタックを中断する中、ティレル重松選手は最後までアタックを繰り返し、18秒182で自己ベストを1秒277も上げ、気合の走りを見せました。 最終結果は、1ラウンド目のタイムが有効となり、ポールポジションはタイレル芳之内選手に決定。続く決勝ではピットストップもあるので、各選手 どの様な作戦を見せてくるのか楽しみな所です。
 F-1グランプリクラス予選2ラウンド目。PAPER MOON R荒川選手はタイヤ温存の為、このヒートキャンセル。1ヒート目はスタート直後、TEAM SORA 春日空選手がトップに浮上。2番手BIG+3 Racing川野選手、RONY侍レーシング芦田選手、HRFジュニア木下選手もトップ争いに絡み、混戦状態に。中盤 になると、春日選手がクラッシュで後退、川野選手も後半ペースを落とし、ここでHRFジュニア木下選手がトップに浮上し、0.371秒差で木下選手が逃 げ切り、15L4'08.181、ベスト16秒113でトップフィニッシュ。総合2番手にジャンプアップ。そして、このヒート2番手RONY侍レーシング芦田選手も 15L4'08.552、ベスト16秒154で総合3番手をマーク。2ヒート目は、1周目PAPER MOON黒田選手がトップに立ちますが、すぐにTeam いけと〜ん?芳之 内選手がトップに浮上。2番手にHiroFactory Racing Family中谷選手が浮上するも、芳之内選手は後続をどんどん引き離し、約3秒のアドバンテージ。 結局このヒート、芳之内選手がトップフィニッシュし、15L4'07.987、ベスト16秒160で暫定ポールポジションを守ります。芳之内選手はややリアスラ イドするマシンを上手くコントロールし、流石のドライブを見せていました。

予選3ラウンド目
 F-1クラス予選3ラウンド目。今の所雨は降ってはいませんが、念のためお昼休みを削り、予選3ラウンドを続けて一気に行いました。1ヒート目、 このラウンドでもイエロー・レッド・ホワイトの合田選手が快走。途中周回遅れに行く手を阻まれる事がありましたが、何とかマシンをコントロール して抜き去り、トップゴール。ユーズドタイヤですが、13L4'02.020、ベスト18秒215をマーク。後続の方では、松尾選手等クラッシュが相次ぎ、かな り荒れた展開になりますが、ブラック・イエローカラーの磯部選手がタイムを更新し、総合8番手を獲得。2ヒート目は、タイレル日比野選手、レッ ド・ホワイト・ブルーのカラー服部選手が新品タイヤを投入との情報があり。その日比野選手がトップを走行し、後続を引き離す展開。しかし、日比 野選手はバッテリーチャージが十分にされていないとの事で、ややパワーを抑えた慎重な走りです。しかし、その慎重な走りが功を奏し、14L4'17.112 、ベスト18秒022で逆転でF-1クラスのポールポジションを獲得です!総合2番手は合田選手。2ヒート目、2位フィニッシュの服部選手、安原選手は、 共にこのラウンドでタイムアップし、5位、7位のポジションを獲得です。
 F-1グランプリクラス予選3ラウンド目。1ヒート目では、BIG+3 Racing川野選手、Team SORAの春日空選手がトップ争い。タイムもかなり良いタイ ムが刻まれ、各車自己ベスト更新の勢いで走行中。このヒート、中盤まではトップから最後尾まで1秒差の僅差の争い。後半になると、HRFジュニア 木下選手が2番手浮上、トップ争いは川野選手、木下選手、春日選手に絞られます。そして、最終的にはBIG+3 Racing川野選手が15L4'07.074、ベスト 16秒191でトップフィニッシュ。総合3番手にジャンプアップです。続く2ヒート目、1周目はホビーセンターレーシングのホワイト・レッド・ブラッ クのカラーの石原選手がトップで折り返します。しかし、直ぐにHiroFactory Racing Family中谷選手がトップを奪取、その直ぐ後ろにはTeam いけと〜 ん?芳之内選手が続く展開。トップ争いは、中谷選手、芳之内選手の2台のバトル。PAPER MOON黒田選手はリアグリップ不足で苦戦し、後方に沈んで います。芳之内選手は何とかポールを取ろうと16秒059までベストを押し上げ、中谷選手を追いますが、中谷選手の粘りの走りが勝り、中谷選手は15L 4'06.178、ベスト16秒162で0.760秒逃げ切り、ポールポジションを奪取しました!2番手は芳之内選手、黒田選手、石原選手は7位、8位と言う結果 になりました。

■予選順位■
F-1クラス
1位日比野 達也3R14L4'17.112
2位合田 司  1R14L4'17.909
3位松尾 玲奈 2R13L4'04.432
4位川西 紀明 1R13L4'05.252
5位服部 幸一 3R13L4'07.948
6位木下 啓治 2R13L4'12.246
7位安原 誠治 3R13L4'13.754
8位磯部 靖哲 3R13L4'13.992
9位松尾 宏忠 3R13L4'14.826
10位木下 政勝 3R13L4'15.281
11位重松 隆一 1R12L4'00.216

F-1スケールクラス
1位芳之内 剛 (TYRL-02)1R16.589
2位中谷 洋信 (BENE-01)1R16.799
3位大崎 隆司 (WILL-01)1R17.489
4位磯部 靖哲 (TYRL-04)2R18.033
5位木下 啓治 (MARU-01)2R18.108
6位石原 賢士 (FERR-01)1R18.151
7位重松 隆一 (TYRL-01)2R18.182

F-1グランプリクラス
1位中谷 洋信 (HRF) 3R15L4'06.178
2位芳之内 剛 (IKE) 3R15L4'06.938
3位川野 貴義 (BI3) 3R15L4'07.074
4位木下 真実 (HRJ) 3R15L4'08.044
5位芦田 勝彦 (RON) 2R15L4'08.552
6位春日 空  (SOR) 3R15L4'09.468
7位黒田 尚希 (PAM) 1R15L4'14.741
8位石原 賢士 (HCR) 3R15L4'16.000
9位荒川 努  (PAR) 1R15L4'16.325
10位中津 貴久生(BI3) 1R14L4'02.563
11位野尻 行信 (TTF) 1R14L4'04.153
12位大崎 隆司 (ALB) 2R14L4'10.181
13位春日 亮介 (SOR) 2R14L4'13.574

決勝に向けて
 激しいバトルが繰り広げられた予選ラウンドを終えて、各選手決勝に備えてマシンセットの変更やタイヤの追加購入等、準備に 余念が無いようです。F-1クラスはギヤ比が固定されているので、なるべく大径のリアタイヤを使うべく、新品のタイヤを決勝に取 っておいた選手が多い模様。F-1スケールクラスはピットインの練習や、その為のブレーキ調整等、50ラップの周回数を想定してか なり念入りの準備を進めています。また、ナロートレッドの為、インフィールド走行時にギャップによる横転の可能性があり、そ れを回避すべく、車高の細かい調整をしている選手が多い様です。グランプリクラスは、中国GPから2大会連続ポールポジション のHiroFactory Racing Family中谷選手がポイント争いで更なる上位に行くべく、綿密なマシン調整を行っている模様。同じマシン を使うHRFジュニアの木下選手とセッティングデータを共有しながら進めているので、木下選手のマシンも決勝に向けて大分良くな っている様です。PAPER MOON黒田選手はリアグリップ不足に苦戦中ですが、決勝前の練習走行ではその問題もほぼ解消してきた筈 です。決勝のスタートの混戦を抜け出せれば、きっとポジションアップを狙える事でしょう。BIG+3 Racingは、川野選手、中津選 手が揃ってAメイン入りを果たし、Aメインの作戦も立てやすい事でしょう。広いコースが得意な両選手だけに、決勝では良い走り を見せてくれると思われます。久々の屋外サーキットで晴天に恵まれたレース。皆さんには悔いの無いように思いっきり楽しんで もらいましょう!
 オフィシャル側では競技委員長の秋山氏によりグリッドがペインティングされ、いよいよ決勝ラウンドが目前に迫ります。決勝で の諸注意等、簡単なミーティングを終え、各選手の意気込みも満々の様子。スタート前には選手にインタビューが行われ、スターテ ィンググリッドにマシンが並び始めます。

F−1グランプリクラス決勝Bメイン
 F-1グランプリクラス決勝Bメイン。Bメインを征すればポイントを獲得できるチャンスがあるBメインヒート。スタートはTeam Tech F-1野尻選手がトップ。 しかし、ホームストレート手前でスピン!代わって、Team ALBATROSS大崎選手がトップに浮上。2番手争いは、Team Tech F-1野尻選手、Team SORA春日亮介 選手の争いでしたが、バックストレートエンドで春日選手が大きくクラッシュしタイムロスを抱えます。その間、トップのTeam ALBATROSS大崎選手は16秒9の ベストを出して逃げに掛かります。しかし、2位を走るTeam Tech F-1野尻選手がトップとの差をじりじりと縮め、大崎選手にプレッシャーを掛け始めます。 大崎選手はそのプレッシャーからか、バックストレートエンドでクラッシュ!スパーギア破損でリタイヤとなります。代わってトップに立ったのは野尻選手。 しかし、野尻選手のマシンはタイヤ直径が小さくなり、ややペースダウンしている様子。リアタイヤのスライドが激しくなり、ドライビングもかなり難しそう です。そして、後方からはTeam SORA春日選手が追い上げてきますが、残り1分で春日選手がストレートエンドで痛恨のミス。Team Tech F-1野尻選手が何とか Bメインを逃げ切り、Bメイントップゴールを果たしました。

■決勝順位■
F-1グランプリクラスBメイン
1位野尻 行信 (TTF)28L8'10.553
2位春日 亮介 (SOR)27L8'01.532
3位大崎 隆司 (ALB)18L8'16.669

F-1クラスAメイン
 F-1クラス決勝Aメイン。この決勝は11名レースとなります。スタートはポールポジションからタイレル6輪の日比野選手が上手く抜け出します。2番手争い はピンク・ホワイトカラーの松尾玲奈選手対、イエロー・レッド・ホワイトカラーの合田選手。その後、松尾選手がミスし、合田選手が2位となります。レー スオーダーは、タイレル日比野選手、合田選手、松尾選手、そして、レッドカラーの川西選手の順。レース中盤には、トップの日比野選手が徐々に後続を引き 離す格好になり、周回遅れも上手く交わし2番手以降の差を4秒程に広げます。後半になると、合田選手は気合の走りでトップに猛チャージが掛かりますが、 惜しくも8分のコールで、タイレル日比野選手がF-1クラスを逃げ切り、優勝を決めました。2番手は合田選手で、トップとの差僅か1秒367差。3番手は松尾 選手が嬉しい入賞を果たしました。

F-1スケールクラスAメイン
 F-1スケールクラス決勝Aメイン。スタート直後、MARUSSIA木下選手がストレートエンドで大きくクラッシュ。トップはポールスタートからタイレル芳之内 選手、2番手はベネトン中谷選手の順です。後方の混戦を抜け出してきたのは、ウィリアムズ大崎選手が3番手。トップのタイレル芳之内選手はマシンセッ トも抜群に決まり、順調にトップを周回。2番手のベネトン中谷選手以降のアドバンテージは早くも1秒に広げています。トップの芳之内選手は16秒691の ベストラップを引っ提げてぶっちぎりのトップをキープ。そしてレースは20周目を各選手迎え始め、ピットボックスストップ1回、若しくはピットスルー 2回のどちらかを行うタイミングとなります。その直後、MARUSSIA木下選手がここで駆動系のトラブルでリタイヤ。序盤のクラッシュが効いた様です。 ピットには続々とマシンが入ってきて、ピットストップする選手、スルーする選手各々の作戦を見せています。タイレル芳之内選手はいち早くピットインし、 確実にボックスエリア内でストップを決め、1発でクリア。ウィリアムズ大崎選手も1発クリア。そして、2位を走行のベネトン中谷選手はスルー2回作戦 の様です。ピットの後は、芳之内選手は大きなアドバンテージを2位以下に築き、独走状態。マシンの調子もレース後半になってもとても良く、路面に貼り ついている様な挙動を見せています。その後、下位の方ではティレル重松選手が左フロントサスペンション破損でペースダウンを期している様です。また、 タイレル磯辺選手はモーターから異音がしています。各選手後半になってかなりマシン状態が厳しくなっている模様。そんな中、タイレル芳之内選手が2位 に1ラップの大差を付け、F-1スケールクラス終始トップを守りきり、優勝を勝ち取りました!

F-1グランプリクラスAメイン
 F-1グランプリクラス決勝Aメイン。スタートはやや混戦気味。2番グリッドスターとのTeam いけと〜ん?芳之内選手は1コーナーでスピンし、 後続に飲み込まれるかたちで下位に沈んでいきます。トップはポールスタートからHiroFactory Racing Family中谷選手と思いきや、インフィー ルドで、BIG+3 Racing川野選手がインを挿し、逆転でトップに浮上。1位川野選手、2位中谷選手、3位はHRFジュニア木下選手、PAPER MOON木下 選手のバトル。ここでPAPER MOON黒田選手がハーフスピンし、バックストレートまで車が飛んでいきます。そこを避けた2番手走行の中谷選手が イン側の芝生に突っ込み、痛恨のリタイヤを期します。黒田選手のリアウィング破損でリタイヤ。ポイントランキングトップ争いを繰り広げる両 選手がリタイヤと言うことになり、レースは混沌としてきます。トップはBIG+3 Racingの川野選手、2番手木下選手、3番手にはRONY侍レーシング 芦田選手、4番手に序盤沈んでいたTeam いけと〜ん?芳之内選手が上がってきました。そして芳之内選手は芦田選手を捕らえ、3番手に浮上。 トップ3台が抜け出し、等間隔でレースを引っ張ります。後半に入っても、上位3台のポジションは変わらす、周回遅れも出だしてその差は縮まり を見せています。3台ともリアタイヤが厳しいのか、テールをスライドさせながらのバトル。芳之内選手が木下選手に何度も仕掛けますが、木下 選手は2位を守ります。そして最終ラップも3台のバトルが続き、3台が連なりコントロールラインに雪崩れ込みます。そして、優勝は、BIG+3 Racingの川野選手が0.240秒差で逃げ切り、F-1グランプリクラスの優勝を決めました!

ポディウム表彰・シャンパンファイト
 レース終了後、各クラストップ3でポディウム表彰並び、F1RCGP恒例のシャンパンファイトになります。トップ3表彰台のトロフィー授与は、 競技委員長の秋山氏。一人一人労いの言葉を掛け、渡していました。そして。暑い中、各クラス大バトルを演じた者同士、緊張感と疲れを吹き 飛ばす様な大シャンパンファイトが始まります。F-1グランプリ優勝の川野選手が標的となり、各選手入り乱れて大いに盛り上がりました。本当 に皆さん、暑い中お疲れ様でした。

■決勝順位■
F-1クラスAメイン
1位日比野 達也26L8'09.205
2位合田 司  26L8'10.572
3位松尾 玲奈 25L8'00.079
4位川西 紀明 25L8'03.452
5位服部 幸一 25L8'03.787
6位重松 隆一 25L8'18.749
7位安原 誠治 25L8'19.682
8位磯部 靖哲 24L8'01.058
9位木下 政勝 24L8'06.543
10位松尾 宏忠 24L8'16.947
11位木下 啓治 0L0'00.000

F-1スケールクラスAメイン
1位芳之内 剛 (TYRL-02)50L14'23.134
2位中谷 洋信 (BENE-01)49L14'34.070
3位大崎 隆司 (WILL-01)47L14'26.243
4位石原 賢士 (FERR-01)45L14'41.949
5位磯部 靖哲 (TYRL-04)42L14'17.636
6位重松 隆一 (TYRL-01)37L14'40.131
7位木下 啓治 (MARU-01)11L 3'30.852




F-1グランプリクラスAメイン
1位川野 貴義 (BI3) 29L8'01.357
2位木下 真実 (HRJ) 29L8'01.597
3位芳之内 剛 (IKE) 29L8'02.190
4位春日 空  (SOR) 28L8'06.327
5位石原 賢士 (HCR) 28L8'07.222
6位荒川 努  (PAR) 28L8'08.533
7位中津 貴久生(BI3) 28L8'13.415
8位芦田 勝彦 (RON) 10L3'57.276
9位中谷 洋信 (HRF)  3L0'59.753
10位黒田 尚希 (PAM)  1L0'17.312

ベストルッキングカー賞
 ベストルッキングカー賞には、日比野選手のタイレルP34に決定しました。シャーシは市販車をモデファイしたオリジナリティー 溢れる仕様となっており、その走りもメーカーキット同等以上に、かなり良く走っていたのが印象的でした。ボディーは細部に渡り 非常に精密に作られており、本当に素晴らしい作品でした。ベストルッキングカー賞はただ単に飾って楽しむだけでなく、実際に走 って楽しむカラーリングやスタイリング美を選考基準にしていますので、今後もも皆さんの力作をお待ちしています。

全体表彰・抽選会
 大会の最後は全体表彰式並びに大抽選会です。まず全体表彰式では、参加者全員に表彰カードの授与が行われ、大会会長の北澤より一人一人に 労いの言葉が掛けられます。その後、抽選会へと進み、RCスタジアムセイキのATLANTISグッズや、YokomoのGT500のキットなど、他にも豪華賞品 がてんこ盛り。もれなく皆さんに当たるこの抽選会は、毎回非常に好評の様で、皆さんバンケットを楽しみながらゆったりと自分の名前が呼ばれ るのを待っています。この様なレースを終えたちょっとした時間に皆とコミュニケーションできる機会がある事で、F-1ファンのコミュニケーション が活発になり、全国的な繋がりを見せる事を大会側は大いに期待しています。抽選会最後の豪華景品授与も終わり、大会放送委員長の加藤氏の挨拶、 大会会長の北澤氏の挨拶があり、F1RCGP2013開幕戦が無事閉幕となりました。皆様本当にありがとうございました。

F1RCGP大会主要機材データ
 F1RCGP大会データになります。マシン、プロポ、アンプ、バッテリー、F-1グランプリクラスモーターのシェアと、全員の参加選手県名、年齢別、 そして男女比です。 次回参加される方、遠征される方等、参考になさってください。 次回行われる予定のF1RCGP2013 Round8は、8月17日(土)アメリカ大会 TQ RACE WAYです。UF1でお馴染みの西海岸ロサンゼルス近郊の市内に あるサーキットです。インドアカーペット路面でUF1シリーズと一緒になって、ハイレベルなバトルが期待される事でしょう。皆様のご参加を心よ りお待ちしております。

カーシェア
プロポシェア
アンプシェア
モーターシェア
バッテリーシェア
参加選手県名
年齢層
男女比

謝辞
 本大会に参加された選手の皆様、そしてサーキットをお貸し頂いたサーキットオーナー秋山様、運営をお手伝い頂いた役員の川西様、ビデオ 撮影でご協力頂いた皆様、多くの協賛品のご協力を頂いたサポートメーカーの皆様、本当にありがとうございました。 お蔭様で無事に開幕戦である本大会を開催する事ができました。まだ多く残るシーズンも、参加者の皆様に喜んで貰える様に精一杯頑張る所存 ですので、応援宜しくお願いいたします。F1RCGPは皆様のご協力に支えられ、レースが成り立っています。
また、雑誌関係でお越しくださった皆様も、遠路遥々の取材本当にありがとうございました。